『Various Fate[] Crosses[]』 第3話 救出!種族を超えた仲間、共存世界[]・・・レティス=レイティア♂ 17歳
ヨシュア=ルース♀ 16歳
ゼノン=アーネット♂ 20歳
ミシュリ=ハマー♀ 25歳
レイヴン=ノティクス♂ 23歳(人間年齢)
ニチル=ヴァイアス♀ 16歳
レグルス=ランティス♂ 28歳(見た目年齢)
★キャラクター詳細★(男:3 女:3 不問:1)
~キャスト~
レティス♂or♀:
ヨシュア♀:
ゼノン♂:
ミシュリ♀:
レイヴン♂/男1(被り):
ニチル♀:
レグルス♂:
*BGMなど流して楽しんで下さるれば幸いです*
―――――――――――――――――――――――――-------
レイヴンN:「あの・・・悲劇の事件から、3年の年月が流れた。
当時、スパイとして
狂制裁者[]に潜入していたウェルドに助けられたレティスは、
今・・・
共存世界[]という組織に身を置いている。
彼らは人間と魔族の共存、平等を掲げ、世界の理想を謳い、
魔族を問答無用で制裁をしようとしている
狂制裁者[]と対立をしていた。
共存世界[]メンバーの中には魔族やエルフ、人間・・・
様々な種族がわけ隔てなく、一つの目的に向かって協力しあっている。
我ら
共存世界[]の最優先すべき任務は、
狂制裁者[]よりも早く魔族を見つけ出し、助け出すこと・・・。
その活動はいくつもの
魔族[]たちの命を救っていった・・・」
ミシュリN:「・・・私らが行き着くはずの
世界[]には、
全てが認め合い・・・支え合う・・・理想がある。
いや、
共存世界[]はそれを現実にしなくてはならない義務が・・・ある。
”約束”を守るために・・・・」
ヨシュア:「『
Various[] Fate[] Crosses[]』
第3話 救出、種族を超えた仲間、
共存世界[・・・」
(遠くから走って来て障害物をよけたりの仕草)
ヨシュア:「はぁはぁ・・・・っ・・・はぁはぁ・・・」
男1:「魔族がそっちに逃げたぞ!!!!」(遠くから仲間に知らせる)
ニチル:「ちょこまかちょこまかとっ!
本当、魔族って下等な種族ですわ!」
ヨシュア:「はぁはぁ・・・っ・・・はぁ」(まだ走ってる)
ニチル:「レグルス、早く魔族の娘を制裁して差し上げなさい!
捕らえられなければ、殺していいわ」
ヨシュア:「・・・っ!!」
レグルス:「了解した・・・」
(追いかけられている)
ヨシュア:「はぁはぁ・・・」
レグルス:「逃げても、無駄だ」
ヨシュアN:「っ!!!!追いつかれた!!!」
レグルス:「覚悟しろ・・・」
ヨシュア:「きゃぁぁああああっ!!」(迫ってくるレグルスに怯えながら)
ゼノン:「たぁああああ!!!!」(蹴りで横から突然割って入ってくる)
レグルス:「・・・・っ!!!」(一歩後ろに引いて相手の攻撃をよける)
レティス:「っ・・・。彼女には、指一本触れさせないっ」(高い所から着地して登場)
ヨシュア:「・・・・っ!?」
レグルス:「仲間か・・・」
レティス:「
狂制裁者[]、覚悟して下さい!!」
(此処からは戦闘なのでテンポ良く、相手の台詞を食べながらお願いします)
ゼノン:「おりゃあ!」(武器で背後からの攻撃)
レグルス:「ふんっ!」(足で攻撃を交わす)
レティス:「余所見していると死にますよ!
(切り込みながら)はぁ!」(後ろを向いた相手に更に前方から剣攻撃)
レグルス:「(受ける)ぬぅっ!!
(攻撃)・・・だぁぁ!!!」(上段の攻撃を流し、攻撃)
レティス:「つッ・・・!」(攻撃を受け止めるが、押し返されてしまう)
ゼノン:「何、やってんだよっ!!
(走って切り込む)はぁああああああ」(攻撃を仕掛ける)
レグルス:「甘いっ!!」(回し蹴りで跳ね返される)
ゼノン:「っ!!! とっ!!
まだまだぁあ!」(よろめきながらも次の攻撃体制に即座に入る)
レティス:「やぁあああああ!!」(走って切り込もうとする)
レグルス:「(攻撃を足で蹴り上げる)
ふんっ!!(体制立て直し、走る)はぁあああ」
レティス:「避けてっ! 来ます!!」(次の手の気配を咄嗟に感知して)
レグルス:「遅いっ!!
(勢いで回し蹴り)はぁあああ!!」
ゼノン:「っっ!!!?
うわぁっと、と・・・!」(避けて一旦後ろに飛び体制を立て直す)
レティス:「ゼノンさんっ!!」(狙われているゼノンに気付く)
レグルス:「(更に間合いを詰めながら)此れで終いだと、思うな!!
はぁああああ!!」
ゼノン:「うわっ!やべっ!!
・・・っ!!」(近づいてくる相手)
(何者かに横から襲いかけられ、攻撃を喰らう)
レイヴン:「はっ!!」(不意を撃つ)
レグルス:「ぐあっ(体制を崩して倒れる)
・・・・・・うぐっ、ゲホッ」(立ち上がるがダメージで膝を付く)
レイヴン:「やれやれ・・・
貴方たちは、何をやっているんですか」
(同時に名前を呼ぶ)
ゼノン:「レイヴン、てめぇ!!」(嫌そうに)
レティス:「レイヴンさん!」(嬉しそうに)
レイヴン:「お嬢さん一人助けるのに、時間掛かり過ぎですよ」
レグルス:「・・・ゲホッ」(苦しみながら立ち上がり、その場を離れる)
ヨシュア:「・・・・・・・・」(呆気にとられて言葉が出ない)
ゼノン:「大体なぁ・・・俺様差し置いて
何、いいとこ取りしちゃってんだよ!」
レイブン:「はぁ・・・、お嬢さんにいい所を見せようとするなんて。
いつもの事ながら・・・ブツブツ」(呆れながら文句を言い続けてください)
レティス:「それより、二人とも・・・」(おどおど)
(同時に振り向く)
ゼノン:「何だよ?」
レイブン:「何でしょうか?」
レティス:「
狂制裁者[]が逃げちゃいましたけど・・・」
(同時に我に返る)
ゼノン:「あ・・・」
レイヴン:「あ・・・」
ヨシュア:「あ・・・あのっ」(我に返ってやっと声を掛ける)
レティス:「っ!!ヨシュア!!(駆け寄る)・・・怪我は無い?大丈夫?」(慌てる)
ヨシュア:「え・・・・?
れ、ティス?・・・レティスなの?」(信じられない)
レティス:「そう・・・そうだよ。ヨシュア・・・僕だよ」(嬉しさを堪えながら)
ヨシュア:「う・・・そ。生きてたんだ・・・」(泣きそうなのを絶えながら)
レティス:「うん、ヨシュアも・・・生きてて、良かった」(泣きそうになりながらも)
(二人の様子を見守りながら)
ゼノン:「何、見せ付けちゃって~」
レイヴン:「コホンっ・・・少し黙ってて下さい」
ゼノン:「はいはい・・・わーったよ」
ヨシュア:「レティスも・・・無事で・・・よかった」(半泣きしながら)
レティス:「うん・・・。ヨシュア・・・あのね。
僕は今、
共存世界[]に身を寄せているんだ」
ヨシュア:「
共存世界[]に・・・?」
レティス:「・・・うん。アルジェナとの約束を守る為に」
ヨシュア:「おねぇちゃん、の?」
レティス:「魔族と、人間が・・・仲良く暮らしている
世界[]を
一緒に、見るって・・・」
ヨシュア:「そう・・・だね。・・・うん」(一言一言噛み締めるように)
レティス:「・・・・」
ヨシュア:「レティス・・・私ね、レティスを探しながら3年間一人で・・・
ずっと、ずっと必死で逃げてた、
怖かったんだよ・・・凄く、怖かった」(泣きながら)
レティス:「・・・っ。大丈夫・・・もう、大丈夫だよ・・・」(苦しそうに)
ヨシュア:「れてぃ・・・すっ!
うわあああああああああああああん」(抑えきれずに泣く)
レティス:「ヨシュア、今度・・・一緒にアルジェナに会いに行こう?」
ヨシュア:「う・・・・うん。ひっく・・・」(しゃくりながら)
<場面変わる>
ニチル:「なんですって・・・?あの魔族を・・・逃がした?」
レグルス:「・・・・っ」(言葉に詰る)
ニチル:「あぁ・・・なんて事なの!
あの汚らわしい魔族が、まだこの
世界[]に存在しているなんて」
レグルス:「・・・・」
ニチル:「でも、ニチルは此れくらいでへこたれませんわ。(嬉しそうに笑う)
むしろ・・・魔族達を制裁する楽しみが増えて・・・
最高に嬉しいですわ!ふふっ」(凄くたのしそうに)
レグルス:「次は・・・」
ニチル:「えぇ、もちろんよ。
次こそは魔族達の苦しみに満ちた断末魔をっ!
あははっ!! ははっは!! それじゃ、私は先に行ってますわね?」
レグルスN:「(相手が出て行くの見送って)・・・次は・・・お前達を」
<場面変わる>
ゼノン:「ミっシュリちゃーん、
(走ってくる)仕事終わってきたよ~」(抱きつこうとする)
ミシュリ:「こらっ!くっつくな!(殴る)」
ゼノン:「あでっ!! 怪我人にひどい事を・・・」(しょんぼりする)
ミシュリ:「ったく・・・(気を取り直して)
ごほんっ・・・。兎に角、3人ともご苦労だった」
レイヴン:「此れくらいなら、いつでもお任せください」
レティス:「ミシュリさん。ただいま帰りました」
ヨシュア:「ぁ・・・あの」(成れない雰囲気に挙動不審)
レティス:「彼女も、無事・・・助けられました」
ミシュリ:「怪我は・・・(確認する)ないな。よかった。
(少し間を置いて)あんたが・・・ヨシュアかい?」
ヨシュア:「はい。ヨシュア・・・ヨシュア=ルースです」
ミシュリ:「私はミシュリ=ハマー。ところで・・・
(振り向いて)お前達はちゃんと自己紹介したのか」
レイヴン:「いえ・・・(ヨシュアの前に出る)大変申し遅れました。
私はレイヴン=ノティクス。
精霊獣[]です」
ゼノン:「んで~・・・(凄く近づく)俺様が、ゼノン=アーネット。
一応エルフなんで、そこんとこよろしくー! ヨシュアちゃん♪」
ヨシュア:「は、はい」
レティス:「ヨシュア、改めてよろしくね」
ヨシュア:「もちろんよ!・・・皆さん、改めまして。
大変危険な所、助けて下さって有難うございますっ」(思いっきりお辞儀をする)
ミシュリ:「いや・・・いいんだよ。
あんたが無事で居てくれりゃ、それで」
ヨシュア:「・・・え?」
ミシュリ:「それより、私らの事は・・・レティスから少しは聞いたのか?」(誤魔化す)
レイブン:「そういえば、先ほど少し話をしてらっしゃいましたね」
ヨシュア:「あ、はい。
ミシュリさん達は・・・
共存世界[]の方々で
レティスの仲間だって聞いてます」
ミシュリ:「そうか・・・それ以上もそれ以下の説明も要らないな」
ヨシュア:「そう、ですね」
ミシュリ:「・・・というわけだ。
ヨシュア・・・私らの仲間に、なってくれるな?」
ヨシュア:「私・・・何の戦力にもなれない」
レティス:「そんな・・・」(言葉をさえぎられてしまう)
ゼノン:「そんな事ないってぇ!
ヨシュアちゃんは居るだけでも、十分戦力だからさぁ」
レイヴン:「よく、ぺらぺらと恥ずかしい台詞吐けますね」
ゼノン:「それはぁ・・・まぁ・・・俺様の特権?」(にっこり笑って)
レイヴン:「はぁ・・・・・」(深いため息)
ミシュリ:「こほんっ・・・。こんな奴らだが、目的を同じくする仲間達だ。
もちろん、レティスもヨシュアもだ。」
レティス:「ヨシュア・・・」(心配そうに)
ヨシュア:「・・・っ」
ミシュリ:「私らと共に・・・
世界[]を変えていこう。
あんたの、いや。ヨシュアのお姉さんの為にも・・・」
ヨシュア:「・・・・っ!!」
ミシュリ:「・・・約束だ」(片手を差し出す)
ヨシュア:「・・・わかり、ました。・・・約束です」(その手をとって握手をする)
レティス:「改めて、よろしく。ヨシュア」
ヨシュア:「うん、よろしくね」
(一息置いて)
レイヴン:「ところで・・・先ほど、戦闘を行った相手ですが。
狂制裁者[]では見たこと無い顔でしたね。
新しい・・・仲間ですか?」
ゼノン:「確かに~、俺様も
共存世界[]は長いけどぉ?
・・・見たことないな」
レティス:「そうですね・・・僕も、無いです」
ミシュリ:「・・・」
ヨシュア:「ミシュリ・・・さん? 如何したんですか?」
ミシュリ:「いや、なんでもない。 一度、本部に戻ろうか」
レティス:「・・・?」
レイヴン:「では、行きましょうか」
<場面変わる>
ヨシュアN:「3年前に・・・行方が分からなくなってしまったレティスとの再会。
彼はおねぇちゃんとの”約束”を果たすために、
共存世界[]という組織に入り、
種族を超えた仲間達と一緒に・・・、理想を築き始めている。
・・・ずっと
狂制裁者[]に、追われ続け・・・
殺されてしまうかもしれない恐怖から・・・私を救い出してくれた。
そして・・・仲間に招き入れてくれた。
・・・私を襲った
狂制裁者[]の話をした時、
ミシュリさんの様子がおかしかったけど・・・あの人は、一体?」
=======NEXT========
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